夢を見たとき、私が夢を見ること自体が奇跡だと思った。なぜなら、私は夢をまったく見ないからだ。夢を見たいと思ったところで、そう簡単に見られるものではない。かつて私も面白い夢や楽しい夢が見たいと思ったが、結局、自分の望み通りにはいかなかった。だから、夢がみたいという願望は、すっかりなくなっていた。だから、私はいままで一度も夢をみたことがなかったかというとそうでもない。小さいころだが、私は夢を見た。小さいころの夢だから、はっきり覚えてるというわけではないが、夢の内容は、私がヘリコプターか、飛行機のコクピットのようなところにいて、そこから飛び降りる夢だった。飛び降りる際、プロペラのようなものが見えたので、もしかしたら夢のなかの私が乗っていたのが、ヘリコプターだったかもしれない。あれこれと自分の夢について、考えるのは面白かった。ただ、今思うと怖い夢だったと思う。ヘリコプターで落ちる途中で目が覚めたが、この先、夢の中の私がどうなっていったのかは、今となってもわからない。今度は、ダイエットが成功する夢が見たいものである。